5月21日金曜日: 抜釘後3日目
今朝も病棟が慌しい。火曜日と並んで今日金曜日も手術日であり、看護婦さんたちがストレッチャーを廊下に出し、出陣の準備をしている。一昨日には空きベッドの多かった隣室も、いつの間にか満室になっている。
朝方まで降り続いた雨は、朝食を終える頃にはすっかり上がり青空が広がってきた。南向きの自分の病室の窓からは遠くに富士山が見えた。雪はかなり融けており、残雪は沢だけであった。反対の南側は完全に融けているのであろうか。
廊下で西本先生に出会ったので、明日の退院の確認と手術前検査で結果の悪かった肝機能の精密検査について相談してみた。肝機能の値は手術後の採血では回復してきているので、次回の外来時に再検査して、それでも悪ければ内科に行って精密検査すればよいでしょう、という話になった。気は緩められないがやや安心した。
天候が回復したので、ようやく折り畳み椅子が日の目を見た。早速午前中に椅子と文庫本を持って屋上に上がってみた。屋上は太陽の日差しが当たり、心地良い。手元の腕時計の温度計は29.9℃を指していた。午後には間違いなく30℃を越えるだろう。汗をかき始めていたが、風に当たりながら暫く読書にふけった。
午前中の回診の時間に合わせて病室に降りた。右肩は自主リハビリのために痛みを感じる寸前まで動かしているので、傷口が開いていないか心配になっていた。まもなくやって来た川上先生に診て貰ったが、全く問題が無いことが判り安心した。