ある程度経験を積んだ自転車乗りは、たいてい用途に応じて複数の自転車を所有するのだが、日本の狭い住宅事情の中、自転車の置き場所が必ず問題となる。室内に置ければ一番良いのだが、置けない場合、人によっては集合住宅のベランダに置いたり、外にさらすことになる。
我が家も4LDKの狭い間取りのため室内に置くことには無理があった。解決策として、新築時に思い切って庭の片隅に自転車用のミニハウスを建てて、自転車専用の離れとして利用していた。
この自転車小屋は僅か3帖の広さしかないが、4台の自転車の収納・メンテナンススペース兼工作室として、いくつかのカスタマイズが施してある。例えば、2.4mの天井高さを活かし、自転車を天井から吊るせるように、天井に2本のステンレスパイプを渡してあったりする。
前置きが長くなったが、日曜大工の部材が床に散らかり始めたので、それらを収納するため吊り棚を作ることにした。
吊り棚といっても大した物を作る訳ではなく、ミニハウスの工事の時に余った182cm×30cmの床合板を、市販のL字金具で壁に固定するだけだ。
まず部屋の内寸180cmに合わせて179cm幅で床合板を鋸で切る。片側5mmのマージンが出切る計算だ。
ナショナル 壁ウラセンサー EZ3802
壁うらセンサー
続いて、床合板を4等分する位置5箇所に、支えとなる45mm幅ホワイトパインの角材とL字金具をねじ止めする。5箇所のうち端と真ん中の3箇所はミニハウスの柱の位置に、残りの2箇所は間柱の位置に来るので、荷重の分散を考えて、柱の位置には20cmのL字金具を、間柱の位置には15cmのL字金具を取り付けた。大切なことは柱への位置決めである。ここで登場したのは、「壁うらセンサー」。この道具を使えば壁裏の木材や金属の位置を静電的に割り出すことが容易にできる。針を刺すわけではないので、壁には傷も付かない。ほんの数分で位置決めが完了した。

(以後執筆中)