2/28 冬の信州・千曲川(その1: アプローチ)

コース: 姨捨-千曲市-(千曲川沿い)-須坂-小布施-(広域農道)-中野-(R403)-山ノ内-(R403)-木島平-飯山
     (コースマップ)
距離: 75km
同行者: なし

この信州・千曲川沿いのツーリングの出発地には、姨捨駅を選びました。長野盆地や千曲川を見下ろす高台の駅であるとともに、りんご畑が広がり始める場所だから。

実は、姨捨駅までのアプローチは、松本駅・篠ノ井線経由よりも新幹線・長野駅経由の方が、40分早く到着します(出発時間が遅いのに)。それでも敢えて松本経由を選びました。冠着トンネルを抜けて目の前にわーっと広がる長野盆地の展望は、松本側からしか味わうことができません(展望的に通過方向が決まってくる峠は、他にもありますね)。それに、電車で登った道を自転車で下って戻るというのは、自転車ツーリングとしては考えられません。

そんな訳で、「いつもの中央線」。この呼び名は、高尾を5時過ぎに発車する中央線の下り始発列車と、松本までの乗り継ぎ列車の総称です。いつも中央線で出かけるときの愛用列車です。

馴染みの列車に乗って、今年初の信州ツーリングへ出発です。


家を出た時点では小降りだった雨は、最初の乗換駅である大月駅に着く頃には、すっかり本降りになっていました。ちゃんと止んでくれるのだろうか。まあ、走り始めまでまだ3時間以上あるので、あまり考えないことにします。

ところが、笹子駅で周囲が灯りに照らされて、驚きました。予想外の雪でした。残念ながら、笹子トンネルを抜けた甲斐大和で再び雨に戻ってしまいましたが、旅先への期待が高まりました。

さらに、国境、でなく分水嶺のみどり湖トンネルを抜けたところで、再び雪。この雪は松本の手前まで続きました。

3度目の正直は、明科駅の辺りから。今度は本格的な雪で、西条駅のあたりから地面が白くなり始めました。

聖高原駅を過ぎて長野盆地とを隔てる山間部に差し掛かると、辺りはすっかり雪化粧です。

松本側最後の駅である冠着駅では、入れ替え列車を待ち合わせるため、8分間の停車。この時間を利用して、ホームに降りて雪を楽しみます。ホームには5cm位は新雪が積っており、期待と不安が入り混じります。

ついに姨捨駅に到着。長野盆地への入り口です。高台のホームからは目の前に長野盆地の眺めが広がるはずでした。が、降雪で近くの集落しか見えません。

乗降客は自分ひとり。ホームの端まで行くと、スイッチバックの支線の終点が見えてきます。

自転車を組み立てから、写真撮影のために盆地側ホームに移動したところです。

駅の中は真っ白。列車が去った後のホームはひっそりとしています。ホームのベンチが線路とは反対側に向けて設置してあるのが、面白いところです。

少しは小降りになってきたのか、展望が少しずつ見えてきた気がします。ホームの下には、長野方面への篠ノ井線の本線も見えます。

ちなみに、姨捨山は棄老伝説の地。昔話は、ホームや駅舎に設置された案内板からも読み取ることができます。

雪があまりに感動的で、自転車の組み立て時間を含めると50分近く長居してしまいました。初めての千曲川のサイクリング。今日一日、どんな雪の風景に出会えるのか、期待を胸に一杯に抱えながら、出発することにしました。

その2へ続く

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