書籍紹介「秘境はるか 塩の道 秋葉街道」

塩の道としての秋葉街道の沿線の村々の、民族、生活、文化をこと細かく纏め上げた、貴重な本。歴史を追いながら秋葉街道を辿っていくには、必須の一冊。

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有賀競/文, 野中賢三/写真・イラスト
ISBNなし
定価2,500円

ご覧の通り、表紙はいきなり雪の青崩峠で始まります。秋葉街道の最大の難所であるこの峠の、しかも展望台等整備される前の姿は、秘境を感じさせてくれます。

ページをめくっていくと、手書きのイラストマップとノスタルジックな白黒写真が、非常に豊富です。単に白黒なだけでなく、写っている人や街並みや景色の全てが、時代の流れを感じさせてくれます。何年も掛けて一つ一つ取材していった貴重な記事の集まりなのだと思います。

この本の最大の特徴は、単なる歴史やガイドの本ではなく、地元の方々の生活にとても密着していることだと思います。普段の生活の姿を撮った写真が、とても豊富です。良く見ていくと、初めての遠征ツーリングで泊めて頂いた宿(高遠・民宿花畑)のご主人も載っていて、とても懐かしく感じられました。

ツーリングの最中、道や景色を楽しむ以外に、行く先々の町や村の生活感を感じると、なぜかほっとした気持ちにもなります。その気持ちを思い出させてくれました。

なお、この本は、一般の書店では販売されていません。信州の限られた書店か土産物店でしか手に入らないと思われます(数年前に長谷村の道の駅で買いました)。

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