1/29 冬の伊那谷

コース: 辰野-南箕輪-伊那-大芝公園-みはらしファーム-駒ヶ根高原-駒ヶ岳SA-馬見塚公園-駒ヶ根
(主に中央自動車道沿いの高台の道を南下。コースマップ)
走行距離: 68.5km
車種: ランドナー(ヒロセ緑号)
同行者: なし

1年前に計画したものの悪天候で流れたままになっていた冬の信州・伊那谷へのツーリング。ようやく実行することができました。

「いつもの中央線」での出発。前日の帰宅が午前様になったこともあり、車内では意識朦朧としていることが多かったのですが、真冬の輪行なだけに、はっとするシーンが2回程ありました。
一つ目は勝沼ぶどう郷に差し掛かったところ。トンネルを抜けて、目の前に広がったのは甲府盆地の夜景。夜景は帰りの列車の物だと思い込んでいたので、意表を突かれました。日の出の遅い冬ならではですね。
もう一つは、凍りついた諏訪湖。最近は御神渡りが見られないという話ですが、あんなに大きな湖が一面凍りついているのは、やはりびっくりです。


さて、岡谷で中央旧線経由松本行きに乗り継ぐと、10分余りで辰野に到着。「いつもの中央線」の接続は極めて良好で、時刻はまだ8時半前。気温は氷点下の-4℃。ボトルの水は凍り始めました。

今回は辰野から駒ヶ根方面に南下する訳ですが、伊那谷の西端のなるべく高いところ、つまり広域農道よりもさらに1段上の道を選びました。辰野駅前からはすぐに西方の高台に向かいます。

辰野付近の天竜川は、諏訪湖から流れ始めたばかりで、川幅もまだまだ細いのですね。その天竜川越しに見えた駒ヶ根方面の中央アルプスには、朝から雪雲が掛かっていました。これから南下しながら、じわじわと900mまで高度を上げていきます。

南下するにつれて、細長かった伊那谷の盆地が少しずつ広がり始めてきました。出発から1時間程進んだ箕輪町下古田の展望広場では、雲が掛かって南アルプスはあまり見えませんでしたが、仙丈ケ岳の展望ポイントになっているようでした。この先も、要所要所には各集落自慢のアルプスの展望ポイントがいくつも整備されていました。

南箕輪村吹上の集落。畑や果樹園の間を巡る細道を進んでいきます。

大泉川の上澤橋付近では道が真っ白。比較的雪が少なめの伊那谷でしたが、北側の日陰斜面ではこんな風に積雪が残っているところもありました。ドキドキしながら押して行きます。

大泉川を越えた先は一面牧草地(?)の広い丘になっていました。こんな場所が真っ白な時に茶会でも開きたかったのですが、ちょっと日当たり良すぎましたかね。ここらで一旦標高を下げ、大芝公園に向かってみました。

大芝公園の中央に位置する大芝湖。真っ白なのは、一面結氷した湖面に積った雪です。

大芝公園には温泉施設も整備されています。しかも、手軽に入れる足湯はとても有難い。冷え切った手を入れると、じーんとくる熱さが最高に気持ち良かったです。

大芝公園から僅かに足を伸ばせば、にも来たみはらしファーム。頃合も良かったので、名人亭で蕎麦を食べて行くことにしました。日当たりの良い窓際の席で美味しい蕎麦を頂き、寒い中走ってきた体に元気が蘇りました。

後半戦は、再び西端の高台の道を小黒川方面へ。午前中上がり始めた気温は、午後から再び下降線。時折雪も舞い始めました。

伊那市の屋外スケート場。水を撒くだけで出来上がる天然のスケートリンクは、原理は当たり前でなのすが、何か新鮮です。

日本猿は寒さにへこたれることもなく、冬でも活発に活動しています。小黒川沿いの道で遭遇した野生の猿とは、暫く見つめ愛です。

大田切川の上流になる駒ヶ根高原。この辺りは中央アルプス駒ヶ岳ロープウェーの前線基地となる宿泊地ですが、シーズンオフは人気が少なく閑散としていました。

駒ヶ岳ロープウェー方面は許可車しか通行できないため盲腸線になりますが、駒ヶ根橋の先、一般車の入れる終点まで行ってみました。この辺りは既にアイスバーンのため、走行は無理でした。着くや否やチェーンを巻いた路線バスが降りて来たのですが、つまりは、冬でも山頂へのロープウェー山頂の宿は営業しているということみたいです。うーん、一度は行ってみたい。

駒ヶ根高原を抜けて光前寺の下の辺り。中央アルプスともお別れです。

完全に凍りついた川。そういえば、伊那谷の斜面には灌漑用の池が幾つもありましたが、どこもカチンコチンに凍りついていました。

念の為、正月に作った雪だるまを確認しに立ち寄った駒ヶ根SA。遂にヒロセ号も高速道路初体験。中央自動車道のサービスエリアは、一般道からも利用ができるぷらっとパークにもなっています。寄った目的は、正月に作った雪だるまがどうなっているか確かめることだったのですが、1ヶ月も経っていれば無理でした。

駒ヶ根の馬見塚公園は、たまたま見つけたこちらのブログでチェックしていた場所。カメラの腕が劣るので、美しい写真は撮れませんが。池が全面結氷し、中央の東屋まで氷の上を歩いていくことができました。

時刻は16時、日没1時間前になりました。まだまだ飯島の先をぐるっと廻る計画はありましたが、寒さでペースも上がらないので、終着地を駒ヶ根駅に設定します。

冬場のツーリングでは温泉が恋しくなるもの。駒ヶ根駅前には温泉こそ無かったものの、1km余り離れたところに「すみれの湯」という銭湯を発見。列車の発車までは1時間程あり、時間的にもバッチリでした。

体を芯から暖め、駅前で食料の買出しも済ませ、満足感一杯で車中の人となりました。ゆるりと進む飯田線に1時間揺られた後は、上諏訪からスーパーあずさに乗り換えて夜8時台に立川に到着。

総じてみれば、正月と比べて気温は下がっていても、雪は少なめの伊那谷でした。雪は降り始めの新雪が一番、ということでしょうか。青空の下、中央アルプスや南アルプスと対面もできればよかったかな。また来いと山が言っているのだと前向きに考え、まだまだ気になる所が残る伊那谷には、時期を見て再度トライしたいと思います。

4 Comments

  • By ats, 2011/02/13 @ 16:05

    うーん、寒そうですね。雪が少ない分、余計にキーンとした
    冷たさが伝わる気がします。
    雪はやっぱり1月が一番ですね。
    キャンセル申し訳ありませんでした。またお誘い下さい。

  • By でき, 2011/02/14 @ 00:01

    atsさん、こんにちは。
    伊豆の方では、もう春の準備が整っていたようですね。
    こちらこそ、直前に状況がモヤモヤしてしまって、
    ご迷惑をお掛けしました。
    昨年同様、期待と裏腹の雪には悩まされますね。
    とはいえ、懲りずに季節物のオフ、また計画したいと思います。
    宜しくお願いします。

  • By とし@鎌倉, 2011/02/15 @ 11:29

    できさん、こんにちは
    やや方向が違うのですがこちらに投稿お許しください。
    以前 蝶ケ原林道でのお写真を
    私のブログに(URLで)くださったことがありましたが
    あれはいつのことでしょうか?
    道が一面雪だったような・・・
    確か日付が春だったように記憶しています。

    北アルプスの眺望も期待できそうなGWの後ろのあたりに計画(基本形は日帰りで)しているのですが、雪で埋もれている感じでしたでしょうか?

  • By でき, 2011/02/16 @ 01:41

    とし@鎌倉さん、こんにちは。

    写真の日付は1996/4/29です。
    私の自主規制では、GW前後の信州中部の場合、
    標高1600m以上の北側斜面・日陰で残雪リスクを想定しています。
    蝶ヶ原林道が雪に埋もれていたのは、上記にほぼ合致する武石峠から北に下っていく部分だけで、
    暫く押して澄むくらいでした。

    周辺のイメージも掴める様に、
    コース全編(霧ヶ峰~美ヶ原~武石峠~保福寺峠)の写真の場所も
    お知らせしておきます。
    http://www.dekiya.org/photo/1996/960429_utsukushi/

    GW前後は、冬季閉鎖の道路も開通して、
    残雪の山々を眺めるツーリングには、
    とてもいい時期だと思いますよ。

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