11/1~3 秋の信州(その3: 安曇野~更埴)

目次: [予告編][その1][その2][その3]
コース:
  1日目: 中央道・杖突峠-芝平峠-旧長谷村-高遠-伊那-権兵衛トンネル-奈良井(泊)
  2日目: 奈良井-薮原-奥木曽湖-境峠-奈川-奈川渡ダム-新島々-堀金-穂高温泉郷(泊)
  3日目: 穂高温泉郷-穂高神社-明科-旧篠ノ井線跡-犀川沿い-生坂村-旧大岡村-アルプス展望道路-麻績村-猿ヶ馬場峠-姨捨-長野道・更埴IC

信州への家族旅行の最終日は、安曇野から出発し、犀川を軸にした中信エリアを旅しました。

犀川は信濃川水系最大の支流ですが、源流から河口まで350km余りの中でも犀川の名前が付く区間は、松本~長野の僅か90km。ダムに水を満々と湛えながら蛇行する川の姿や、両岸の山間部に散在する山村は、中信の象徴的な風景。といいつつも、今まであまり訪れたことの無い場所でした。

この日は、2箇所ほど寄り道してから、犀川と犀川に隣接する聖山の山村に行ってみることにしました。

前日同様、日の出とともに単独で行動開始。宿は静かなカラマツ林に囲まれた場所だったので、林の外に朝食前の散策に出かけました。宿から真っ直ぐ下の方へ県道25号まで降りて来ると、視界が開け、緩やかな安曇野の斜面の向こうの青空から、朝日が差してきました。前日よりは天気は回復してきたようです。


県道沿いにはVif穂高というレストハウスがあり、レストランや直売所や体験道場などがありました。当然この時間は閉店でしたが、隣の広場では熱気球の準備をしていました。お話を伺うと、旅番組のロケで香港の女優を乗せて浮上するとのこと。残念ながら離陸時間が朝食時間に掛かっていたため、浮上している姿はお目にかかれませんでしたが。
ちなみに、数時間後同じ場所にA子さんも登場したとか。ニアミスでした。

朝食後はまず、穂高駅前の穂高神社に参拝。本殿でお参りを済ませた後で引いてみた御神籤は、3人で大吉、中吉、吉とまずまずの結果。10年前の安曇野オフの時からなぜかキープしていた大吉札と一緒に掛けて来ました。七五三のシーズンでしたので、境内には晴れ着を着飾った子供と正装の親御さんたちが参拝にやってきていました。我が家もまた来年が楽しみです。

シーズンオフの安曇野を離れて犀川方面へと向かう訳ですが、その前にもう1箇所R403筑北村方面に寄り道。目当ての場所は、宿にポスターが貼ってあった旧篠ノ井線の廃線トンネル。駐車場に車をデポしてから、トンネルを目指して廃線ハイキングです。廃線跡には砂利と架線柱が今なお残り、線路さえ引き直せば、列車からの展望そのものでした。ちなみに、ここもアプトの道同様に自転車禁止です。

3km程歩くと、ポスターに写っていた漆久保トンネルに到達。短いトンネルでしたが、レンガ積みの内壁の天井は黒く煤けて、かつて蒸気機関車が走っていた過去をはっきり遺していました。

駐車場まで戻ると、もうお昼近く。お腹も空いてきたところですが、近くには食べる場所は無いので、先へ進みます。

いよいよ犀川へ。基本的にはR19に沿っていったのですが、木戸から県道276号を。恐らくR19の旧道だと思われますが、集落の中をゆるりと走っていくと、時折雪を被った北アルプスが姿を現します。とても自転車向きの道でした。

再びR19に合流し、谷間を大きく蛇行する犀川を横目に見ながら、快走していきます。R19は名古屋から長野までを結ぶ幹線道路ですが、交通量はそんなに気にならないくらい。道幅も十分あるので、自転車でもそんなに危険な道ではなさそうです。

大岡の道の駅で新蕎麦とおやきで腹を満たした後、川口から県道395号で山に上がります。平均10%、ピークで12%位ありそうな険しい登りですが、標高を上げるに連れて北アルプスが大きくなってくるこの道は、自転車ならとても登り甲斐がある道でした。

牧田中からは県道12号に合流。ツーリングマップルでは「アルプス展望道路」と記されている道です。眺めは期待を上回る素晴らしいもので、要所要所に展望ポイントがあります。中でも、芦ノ尻の展望台では、手前の山の紅葉と北アルプスの新雪の組み合わせが、晩秋の信州らしい眺めを創っていました。今度来る時には自転車で走りたいです。

県道12号も麻績村に降りるとR403に合流。猿ヶ馬場峠へ登れば長野盆地はすぐそこ。峠の聖湖では太陽も随分傾いてきました。信州の旅も終盤です。

長野盆地の入り口といえば姨捨。今年の2月末のツーリングの出発点にもなった姨捨駅のホームは絶好の展望台です。雪の上を自転車で走ったのが、昨日のように思い出されます。

ついつい2月に走った道を辿ってしまいました。冬場には枝だけだった林檎の樹には、赤く熟した林檎がたわわに実っていました。

こうして旅も終わり、あとは更埴ICから高速に乗って東京までひとっ走り。自転車では走れなかったけれど、気になっていた場所に来ることができて、とても充実した旅でした。

おわり

P.S
中信の山村は、幸運にもこの2週間後に自転車で再訪する機会を得ることができました。

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