11/1~3 秋の信州(その1: 茅野~奈良井)

目次: [予告編][その1][その2][その3]
コース:
  1日目: 中央道・杖突峠-芝平峠-旧長谷村-高遠-伊那-権兵衛トンネル-奈良井(泊)
  2日目: 奈良井-薮原-奥木曽湖-境峠-奈川-奈川渡ダム-新島々-堀金-穂高温泉郷(泊)
  3日目: 穂高温泉郷-穂高神社-明科-旧篠ノ井線跡-犀川沿い-生坂村-旧大岡村-アルプス展望道路-麻績村-猿ヶ馬場峠-姨捨-長野道・更埴IC

仕事の僅かな隙に休みを取って出掛けた2泊3日の家族旅行(なので、車です)。行き先は信州です。

「峠ツーリングのゴールデンコース」とのコメントも頂きましたが、個人的に行きたかった場所(奈良井と犀川、って全然別じゃん)を結んで、秋の信州ならではの林檎狩りと紅葉、そして温泉を付けたら、自然にできてしまったコース、というのが正直なところです。

初日の予報は雨のち曇りでしたが、開けてみれば、晴れ時々曇り所により一時雨の良い誤算。天気雨となることも多く、今年3回目となった杖突峠では、諏訪湖に掛かる虹を初めて拝むことができました。峠から定番のミニクロワッサンとオニオンブレッドを携帯で予約したのは、言うまでもありません。


雨だったら杖突街道を下っていたところですが、天気が良くなってきたので、千代田湖経由芝平峠から県道211号芝平高遠線へ突入。ダート区間の林も芝平の旧集落も好きな道です。車でダート林道というのは初めてでしたので、黄葉を楽しみながら慎重に下っていきます。

町道終点の非持交差点を過ぎると、そこは道の駅・南アルプスむら長谷。先程電話予約したパンを受け取って、ランチタイムです。この日は肌寒かったので、外のテーブルはやめて、売店の片隅にある休憩所で食べることにしました。ここで発見したのが、別記事で紹介した「街道物語」全16巻。旧長谷村の道の駅は、何かと得るものがありがちです。

続いて、秋葉街道を戻って、桜のシーズンにも訪れた高遠城址公園へ。今回は紅葉祭りが始まっていたのでちょっとだけ期待したのですが、見頃にはまだまた早すぎましたか。

高遠からは宿のある奈良井方面に進路を変えます。いつものように三峰川沿いの道から権兵衛街道に乗り換えていくわけですが、その途中の信州大学南箕輪キャンパス(農学部)は、長年気になっていた場所でした。今回平日ということもあり、ちょっとお邪魔してみました。シンボルのユリノキ並木も、黄色に色づき始めていますね。

キャンパスに入って間もなく、生産物直売所ののぼりを発見。ここは農学部なので、きっと自慢の作物が並んでいるに違いないと直感。直行です。年間通じて四季折々の農産物が販売されるそうですが、11月初旬の旬は新米の「はさ掛けコシヒカリ」。乾燥機を掛けた物よりも美味しいのだそうです(実際そうでした)。という訳で、新米と苺ジャムをゲット。12月に出るというワインもちょっと魅力的です。

つづいてみはらしファーム。いつもは売店で土産物を買うくらいだったのですが、今回の目当ては旬の林檎狩り。農場主の方から林檎の実の選び方や採り方を教ったら、あとはひたすら採って食べるだけ。

林檎畑の中にはテントと必要な道具が揃っており、いとも簡単に事が運びました。採った林檎を林檎の皮剥き機にセットして、くるくるくるっと。

皮を剥いたら、林檎カッターで芯を取り除いて、そのまま8等分。子供でも簡単です。持ち時間1時間の間に、シナノスイート・王林・ふじの3種類を代わる代わる食べて、もうお腹一杯になりました。

奈良井へは、通れるものなら権兵衛峠を越えて行きたかったのですが、数年前の崩落の後遺症で未だに通行止め。昨年秋に復旧したという情報もありましたが、直前に伊那市役所に電話で問い合わせた結果は、現在通行止めで復旧工事の予定無しとのこと。諦めきれないので、トンネルへの抜け道の分岐まで偵察に行ってみたところ、荒れた舗装を唐松の落ち葉が埋めて、かなり荒んでいました。トンネルの功罪の一面ですね。

そんな訳で峠は諦めて、伊那谷から木曽谷へ、太平洋側から日本海側へワープ。権兵衛トンネルは、建設中の様子は見たことがあっても、開通後に通行するのは今回が初めてです。びゅんびゅんと走り、あっという間に通過。便利になったのは良い事ですが、なんだか味気無い道になってしまいました。

お宿は中山道木曽路の伊勢屋へ。江戸時代後期に建てられた母屋が時々観光ガイドにも載っている民宿です。自転車を始める前の20年前に泊まって以来、奈良井には日帰りで来ることが多かったのですが、是非また泊まってみたい宿の一つでした。檜風呂で汗を流してから、夕食を食べに広間へ行くと、並んでいるのは地元の産物を一つ一つ丁寧に料理した料理ばかり。20年前にも鯉の煮物が出たことは今でも憶えています。もう満足感で一杯で、一日目を終えました。

その2へ続く。

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