8/1~2 碓氷峠・佐久・小諸(その4)

目次: [その1][その2][その3][その4]
コース:
 1日目: 上信越道・松井田妙義IC-横川-R18旧道-碓氷峠-妙義荒船林道(改)-神津牧場-R254-佐久-R141-浅間サンライン-菱野温泉(泊)
 2日目: 菱野温泉-チェリーパークライン-車坂峠-湯の丸高峰林道-池の平湿原-地蔵峠-上信越道・小諸IC

残念ながら2日目は、朝から小雨混じりの曇天。宿の出発を遅らし空の様子を伺っていましたが、回復の見込みは無さそうなので、しぶしぶ出発です。これから車坂峠に登り、尾根筋の湯の丸高峰林道を地蔵峠へと縦走します。このコースは自転車含めて初めての体験でした。

宿の前の道をしばらく進むと、チェリーパークラインに合流。片側1斜線のゆったりとした道で、車でも自転車でも走りやすいところでした。前半は森林の道。霧がかかり、対向車も皆無なので、このまま進んで良いのか不安を感じることもありました。後半は森林を抜けて開放的になり、空が広がってきます。残念ながら雲一杯の空でしたが。

標高1973mまで続く登り応えのある坂道には、主なコーナーごとに文学碑が立っています。自転車だったら一つ一つ文学碑を辿りながら登っていくのもよいですね。

菱野温泉からでも車坂峠までの標高差1000mは、車だからあっという間に終わってしまいました。雲の中の峠には人も疎ら。道標のある峠の広場は霧に包まれて、ちょっと妖しい雰囲気が漂っていました。


高峰高原ホテルの駐車場が、南方の小諸側への展望台になっていました。天気さえ良ければ八ヶ岳や富士山まで見渡せるようですが…

車坂峠を含めて浅間山と高峰山の間の鞍部にあたる高峰高原には、スキー場が開設されていますが、夏場は自由に散策できます。ビジターセンターで情報収集を済ませてから、高原の一角を散策してみたところ、高山植物も夏の花のシーズンを迎えていました。これはハクサンフウロ。

暫く散策していると、激しく動いている雲の切れ間から青空が覗いてきました。一緒に姿を現したのは浅間山の外輪山の西の端にあたる黒斑山のようです。

これから進んでいく湯の丸高峰林道は、夏季期間の休日はマイカー通行止めなのですが、この日は月曜日でしたので車での通行が可能でした。路面は比較的締まったダートなので、自転車でもツーリング車なら余裕。私的には、ロードレーサーでも慎重に行けば走行可能な路面です。

高峰温泉~池の平間は、一旦標高差で50m程ゆっくりと下った後、再びゆっくり100m登っていきます。正面の東篭登山には、写真中央から緩く左上に傾斜した一筋の道が見えてきました。あそこを通って池の平に向かいます。

標高2000m超の池の平湿原の入り口です。平日とはいえ駐車場は殆ど満車でした。眺望を期待できない代わりに、湿原の草花を楽しんで行こうと、ここは時間を掛けて廻っていくことにしました。写真のコマクサ峠付近にも高山植物は生えていましたが、湿原の方へ足を伸ばしていきます。

何種類もの高山植物が次々と散策路に登場してきます。これはクルマユリ。

マルバタケブキ。似たような色の蝶が2羽、蜜を吸いに留まっていました。

ヤマオダマキ。釣鐘状の面白い形ですね。

この花の名前は、ガイドと突き合わせても判りませんでした。

池の平湿原に差し掛かったところ。湿原全体をぐるっと取り囲んでいる木道を、これから右の道へと進み、左の道から帰ってきます。

マツムシソウ。ガイドによれば9月の花とのことでしたが、8月頭にして既に咲いていました。

湿原の一番奥まで来ました。この辺りになると、大勢のハイカーで賑わっていました。白い服装は林間学校の女子高生で、三方ヶ峰の方をぐるっと周ってきたようです。元気ですね。

アキノキリンソウ。これも9月の花だそうです。ここでも虫たちがせっせと働いてしました。

ここでも天気は今一で、時折霧がやってきて視界を遮ります。

エゾカワラナデシコ

ツリガネニンジン

まもなく池の平湿原も一周。1時間以上散策していたでしょうか。お腹も空いてきたので、そろそろ湯の丸高原・地蔵峠の方へ引き上げることにしました。

再び林道を下り始めてすぐに、なにやら獣が目の前の道路を横断。野生の狐でした。そっと接近して車を停めてみると、茂みの中から狐もこちらをじっと見つめていたので、しばらく対峙。野生の狐を見るのは初めての経験でした。別れ際の後姿に見たふわふわの尻尾、一度で良いから触ってみたいです。

湯の丸のスキー場の間を下ってくると、あっという間に地蔵峠です。あまり地蔵峠の名前は表には出ていませんでしたが、道標にあたるのが、このお地蔵様と石仏。信州百峠に掲載された写真と比べてみると、いつの間にか石仏が左端から右端に移動していますね。

昼食、ソフトクリームと、やること済ませてから散策しているときに見つけたのが、地蔵峠のレストハウス「ロッジ花紋」の軒先にあった「中央分水嶺」の標識。ここが分水嶺と聞いて、一瞬ピンと来ませんでしたが、落ち着いて考えて理解しました。峠の北が太平洋側の利根川水系。南が日本海に至る千曲川水系。南北が直感と反対なのでした。

当初の予定では、この後野菜畑や花畑を見に行こうと嬬恋村に下る予定でしたが、今回もまた爆睡者発生により、ツーリングコースの開拓はならず。2日目の昼下がりは要注意です。仕方なく小諸に下って、上信越道で帰途に就きました。

P.S
これでようやく、夏の宿題(ツーレポ)も完済。なんとか8月中に終えられて、ホッとしました。

コメントはまだありません

No comments yet.

RSS feed for comments on this post. TrackBack URI

Leave a comment

WordPress Themes