8/14 旅のつづき(遠山郷-佐久間ダム, その1)

お盆休みは無かったのですが、小学校のクラス会に出席するために、土日だけは1泊2日とんぼ返りの帰省。今回は単独行なのを良いことに、4月の秋葉街道のツーリングで廻り切れなかった遠山郷~佐久間ダムに寄り道していくことにしました(残念ながら今回も車です)。

中央高速から秋葉街道への合流は、矢筈峠を越えて上町に入るアプローチを選択。さらに飯田盆地のはずれの田園地帯も走っておこうとすると、松川IC~伊那大島~喬木村~矢筈峠~旧上村のルートが出来上がり。

当日夜のクラス会には遅刻できないので、いつも大雑把なプランばかり立てている自分としては珍しく、主な経由地と通過時刻を詳細に書いた行程表を作成しました。いつものように走りたい場所に気分で適当に引いたルートに、遠山郷着8:30という境界条件だけを設定。区間距離を巡航速度で割って順番に時刻を振っていく作業をやっていくと、実家着は15時の計算。意外にも何の調整も無しにすっぽり収まりました。

行程表に従って自宅出発は日の出前の3:40。お陰でお盆の高速道路の渋滞は殆ど無縁でした。

松川ICから降りた先は、緩い斜面一面に広がる林檎畑。道路沿いには直売所も多数。収穫シーズンには早いのでまだまだ青林檎状態でしたが、まさに林檎の国でした。伊那大島の駅前を通って真っ先に天竜川に対面しに行ったところ、林檎はこんなところにもありました。

さらに、一度通ってみたかった天竜川左岸へと進みます。この辺りには高台の果樹園の中を抜ける広域農道があって、ポタリングとはいかないものの車でも走りを楽しめました。ただ、天気だけは小雨交じりの曇天。期待した南アルプスや中央アルプスとは全く対面できなかったので、また収穫のシーズンに自転車で訪れたいですね。

喬木村から渓谷の道を進んでいくと、突如巨大な高架橋が登場。三遠南信自動車道の矢筈トンネルへの入り口です。トンネル区間だけ先行して開通させたので、高架橋の反対側が穴の無い山の壁面に突っ込んでいるのが、不思議な構造に見えます。ここは矢筈峠旧道を越えていく行く予定でしたが、赤石トンネルの先での崩落のためまさかの全面通行止め。矢筈トンネルでショートカットせざるを得ません。今回は車だから良かったのですが、自動車専用道路なので、自転車で飯田から上町に入るのは当面は不可能ということになります。

全長4kmの長いトンネルを抜けると、旧上村の遠山川。既に4月の秋葉街道のツーリングでも走った区間を快走していきます。先日の豪雨では遠山川が氾濫し、一部集落の孤立も発生した旧南信濃村では、川原の流木や道路の路肩の欠損など災害の爪痕が残っていました。

トンネルでショートカットしたお陰で、遠山郷には予定より早めに到着。まず遠山郷土館のある和田城址の丘に上がってみることにしました。

和田城を模した遠山郷土館には霜月まつりで使う面が多数展示してあるとのことでしたが、開館時間の前でしたので、たまたま開いていた玄関付近のみの見学となりました。

和田城を潤していたのが観音霊水。1億年前の石灰岩層から湧出する弱アルカリの硬水を引いてきているとのことです。500mものパイプを通ってくるのに冷たい水は、癖も無いまろやかな美味しい水でした。

この後は車を駐車場に置き去りにして、集落の中へ散策に出掛けます。秋葉街道から路地裏に入って行き、かれこれ18年前に初の自転車ツーリングで泊めていただいた懐かしの旅館まるやにも、まだ旅館の看板が掛かっているのを見て一安心。

山の肉を売っている肉のスズキヤでは、山羊、鹿、猪の肉を購入。さすがに熊はやめました。

遠山川に沿った遠山桜の並木道。人気も無く静かな場所でした。

遠山温泉郷・かぐらの湯には、無料の足湯があるので、冬場のツーリングで立ち寄るのにも良いですね。隣の観光案内所では、こんなものも発見。丸太の面白い使い方でハッとさせられました。

秋葉街道の山間のレトロな町並みは何度訪れても良いところ。満足感一杯で遠山郷を後にしました。平岡から天竜川の秘境へと入っていきます。

その2へ続く。

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