6/6 神流川源流方面探索(その1)

目次: [その1][その2][その3]
コース: 道の駅上野-(奥多野街道旧道散策)-上野村ふれあい館-(神流川遡上)-御巣鷹の尾根登山口-(N林道)-上野村ふれあい館
     (コースマップ作成中)
走行距離: 73.11km
車種: ランドナー(ヒロセ緑号)
同行者: FCYCLE 2名(高地,いこきん, 以上敬称略)

「神流川源流方面探索」と題し、群馬県上野村の御巣鷹山方面に行ってきました。

もともとこのエリアに目を付けたのは、10年も前のこと。2000年の多摩川源流オフに続く源流探訪企画の目的地に選んだ場所でした。

2002年に初めての調査に出向いたときは、日本最大級の揚水式発電所やダムの建設工事がピークを迎えている真っ最中。あれから諸事情で暫くツーリングが途絶えたまま8年が経ちました。

発電所建設だけでなく日航機の墜落事故の影響もあり、状況が年々変化するエリア。オフ開催に向けて今この機会に行っておこうと、FCYCLEで同行者を募りました。奥地であるが故に通常なら1泊2日の行程になりますが、できる限り手軽に行きたいので、アプローチを工夫し日帰りの計画です。8年前と同様に、群馬藤岡駅6:32着の「画期的な八高線」から上野村行きの始発路線バスに乗り継ぐことで、朝9時には上野村の中心部に到着。現地で丸一日行動時間を確保できます。


さて、群馬藤岡には予定通り6時半過ぎに到着。夏至も近い今の時期は、出発時から辺りは明るくなっています。西方の山々には霞がかかっていましたが、関東平野の端の農耕地帯では、水田に水が張られ田植えの真っ最中。一人旅ではありましたが、八高線の独特ののどかな車窓の景色を楽しむことができました。

バスの発車時刻まで30分あり、暇を持て余していると、妙に視線を感じてきます。ふと駅舎を良く見てみると、庇の正面から鬼瓦がこちらを睨んでいることに気づきました。下の壁面には藤岡市のシンボルの藤を描いた瓦も埋め込まれています。そういえば鬼瓦は藤岡市の特産品で、1年余り前にNHKの「小さな旅」でも紹介されていたのを思い出しました。

やがて上野村行きのバスが到着し乗車。手前の高崎線新町駅から乗車していた高地さんといこきんさんとも無事合流。過去の経験からガラガラなのは予想していましたが、今回は完全な貸し切り。もしかして私たちが乗らなかったら、空気を運ぶだけ? 回送のついでに乗客を乗せるのでは? なんて会話を交わしながら、奥地に向けたバスの旅が始まりました。

ちなみに、上野村行きの路線バス、乗っていて凄く楽しいのです。2時間弱かけて関東平野から神流川の源流方面まで遡上する行程で、山や川が見る見るうちに変化していき、やってくる景色にドキドキ興奮するばかり。

藤岡から30分もしないうちに、両側から山が近づいてダムが視界に入ってきました。神流湖を堰き止める下久保ダムです。

ダム湖の神流湖は満々と碧い水を溜め、鮮やかな新緑と晴れ渡った青空が、心地よい眺めを創っていました。

ダム湖が終わると、神流川は次第に澄んだ渓流へと姿を変えてきます。まだ朝早いのに大勢の釣り人が川原に出て、既に活動を開始していました。

万場のバス営業所では10分間のトイレ休憩がありました。外の空気を吸おうと車外に出てみると、車体が上野村のプロモーションのラッピングトだらけなのにふと気づきました。個人的に一番気に入ったのが、「関東一の清流 神流川」。そのまま飲めてそうな位透き通った神流川、狭い谷間の上野村の集落を象徴するこの風景に、ますます期待が高まってきます。

ぐるっとバスの周りを一周すると、他にも「おいでよ! 上野村」「創造の森 上野村」「名水百選 環境省認定 『神流川源流』」といった、気持ちを掻き立てるキャッチコピーが描かれていました。

この路線バスは「かんながわ号」と言います。同じ車種でもデザインがいくつかあるみたいですが、今回乗車した「かんながわ号05」は当たり!でした。

中里が近づいてくると、いかにも上州らしい険しい崖の山が見えてきました。志賀坂峠のすぐ北隣にあたる叶山で、山全体が石灰石鉱山になっています。重機が崖っぷちに置いてあるのも驚きですが、いったいどうやってあんなところに持ち上げたのでしょうね。

志賀坂峠からのR299が見えてきました。中里村の中心街です。上野村まではもう一息です。

通常の長距離バスならバイパスをぴゅーっと通り過ぎてしまうのに、「かんながわ号」は旧道の集落を一つ一つ丁寧に廻ってくれます。地元に密着し地域住民の足となっているからだとは思いますが(運転手さんが沿道の地元の方に挨拶しているのも見かけました)、私たちツーリストにとっても集落の生活に触れることができて、とても好都合。排気ガスも全然臭くないエコな車両で、この「かんながわ号」をとても気に入りました。

上野村の道の駅には8:40に到着。上野村内はフリー乗降区間ということで、バス停を気にせず目の前で降ろしてもらうことができました。しかも、運賃を精算しようとしたら、運転手さんは1500円丁度で良いと。最初は端数を値引いてくれたのかと思いきや、なんと一日フリー乗車券があるとのこと。それじゃあ帰りもこのバスに乗れば1500円で往復できてしまうじゃない、と一同大感激。ふれあい館16:30発の復路最終便の発車時刻に合わせて、この日のスケジューリングも決定です。

その2へ続く。

コメントはまだありません

No comments yet.

RSS feed for comments on this post. TrackBack URI

Leave a comment

WordPress Themes