5/30 大菩薩峠~牛の寝通り~松姫峠(その1)

目次: [その1][その2]
コース: 上日川峠上(福ちゃん荘)-大菩薩峠-石丸峠-牛の寝通り-松姫峠-小菅-奥多摩湖-むかし道-奥多摩
     (コースマップ)
走行距離: 50.6km (うち山サイ14.5km)
車種: ランドナー(ヒロセ緑号)
同行者: FCYCLE 8名(高地,ats,NUTS,とし@鎌倉,あき@相模,トシ,せいろく,taki, 以上敬称略)

FCYCLEのオフ「大菩薩峠・小菅の湯・奥多摩むかしみち」に参加してきました。オフのメインは「牛の寝通り」と呼ばれる大菩薩峠から松姫峠方面へ至る尾根筋の登山道。私の自転車生活の中で初の山岳サイクリング(山サイ)でした。

主催者の高地さんは例年日帰りで行っていたこのコースですが、今回は初心者でも安心して行けるようにと、余裕を持って大菩薩峠の介山荘で1泊する計画を立ててくれたものでした。

もっとも私の場合は泊りだと敷居が高くなってしまいますが、未だに踏み込んだことの無い大菩薩峠から先へは、何としても行ってみたいところ。2日目の朝から合流する手段を模索した解が、6:23に塩山に到着する「いつもの中央線」にタクシー輪行を組み合わせる方法でした。早朝の大菩薩峠の出発には間に合いませんが、石丸峠での大休止には間に合わせるシナリオです。

ただ、ぐずついた梅雨っぽい天気には悩まされました。前日朝昼晩で変わる天気予報にかなり葛藤はありましたが、夜には覚悟を決めました。参加者の皆さんの祈りが通じたのか、笹子トンネルを抜けて甲府盆地に入ったところで、道路は乾き、雲の切れ間から青空が覗き出していました。後から聞いた話では、この頃大菩薩峠からは富士山や南アルプスまで見渡せていたとのことでした。


タクシーが乗入れ可能な最終ポイントである福ちゃん荘前には7:00ジャストに到着。お礼を言ってタクシーを見送った後、すぐに自転車の組み立てを済ませ、7:10には出発の準備が整いました。7時活動開始というのはどこも同じみたいで、福ちゃん荘からまず2人組が、続いて大勢の団体が出てきました。こんなのに巻き込まれたら騒がしくてたまらないので、出発からスタートダッシュ。無事に振り切り、本隊との合流まで静かな一人旅が始まりました。

ダートの道も勝縁荘から先は傾斜がきつくなるので、大菩薩峠までずっと押しになります。大菩薩峠までは以前来たことがあったので、独りでも気持ちは楽でした。雨と低温に備えて真冬用の上着を着てきたのですが、意外と気温が高く、押しているうちに汗をかき出す位。ですが、上着を脱いで自転車にくくり付ける時間も勿体無いので、前を開けた位でぐいぐいと登り続けます。

7:40に大菩薩峠に到着。ちょうど店先にいた介山荘のご主人が、「意外と早かったね。みんなまだ熊沢を登っているところだと思うよ。」と声を掛けてくれました。この一言に凄く安心。本隊が介山荘を出発したのは20分前ということで、石丸峠でキャッチアップという目論見が確実に現実味を帯びてきました。記念に介山荘オリジナルピンバッジを購入して、次の石丸峠を目指します。

大菩薩峠から石丸峠へは未体験ゾーン。案内地図を見て間違いの無いように進路を選びます。石丸峠へは一度登るということを予習してはいたのですが、現地に来てみると予想以上に険しい道でした。斜面は急で木の根っこもはびこっています。こんなところを休む間もなく登っていったので、担いでいる自転車の重さをずしりと感じ、心臓もバクバクでした。

熊沢の頂に差し掛かり、笹の原に出て間もなくすると下りが始まります。写真で見たのとそっくりの一面笹の急斜面に、石丸峠が目前であることを確信しました。斜面の下の方には、自転車を担いだ人影も見えてきたところで、思わず気が緩み「ヤッホー」と叫んでしまいました。とにかく無事に合流できて、緊張感が一気に解けました。

降りてきたのがこの急斜面。映画でヒーローが飛び出してきそうなロケーションなだけに、「ヤッホー」ではなくもうちょっと格好良く登場しても良かったかなと、こっそり後悔。

ガスが濃くて展望は一切ありませんでしたが、森を抜け出た石丸峠は開放的な場所。1時間近く休憩していたでしょうか。火器を持参した高地さんやとし@鎌倉さんに暖かいお茶をご馳走になりました。広々として眺めの良さそうな石丸峠では、天気さえ良かったら、ゴロンと朝寝しそうなくらいでした。

その2へ続く

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