4/17~18 桜の高遠&秋葉街道(その4: 鹿塩温泉~地蔵峠)

目次: [その1][その2][その3][その4][その5]
コース: 茅野-杖突峠-高遠-長谷-分杭峠-大鹿村鹿塩温泉(泊)-地蔵峠-しらびそ峠-下栗-遠山郷-平岡
     (コースマップ)
走行距離: 66.52km(1日目)+89.84km(2日目)
車種: ランドナー(ヒロセ緑号)
同行者: FCYCLE 9名(高地,ats,NUTS,須藤,ふじ→,ayako,kondo,クララ,いこきん, 以上敬称略)

朝ポタから帰り、風呂から上がると、丁度朝食の時間になりました。高地さんは「温泉宿の朝食はどこも一緒だ」と言いながら朝食抜きで出掛けて行きましたが、塩湯荘の食事は、朝食も絶品のおかずばかりでした。中でも奥の焼き魚は塩湯荘自慢の「岩魚の塩湯干し」。岩魚を源泉の塩水そのままで味付けした一夜干しなんだそうですが、これがまた美味しかった。
おまけに私たちが自転車乗りだということをちゃんと心得ていて下さったのか、黙っていても女将さんが御替りのお櫃まで持ってきてくれました。茶碗3杯たっぷりと食べて、しらびそ峠までの標高差1000m以上の登りに備えました。


朝食を済ませて急いで準備したのですが、精算やら身支度やら荷物整理をしていたら、あっという間に出発予定時刻の8時半になってしまいました。最後に宿をバックに記念撮影し、女将さんに見送られながら出発です。

この日の予定は、秋葉街道を南下し地蔵峠、しらびそ峠と魅力的な峠を二つ越え、下栗の里や遠山郷といった南信の典型的な集落を経て、平岡から輪行で帰京というコース。このコースを提案したatsさんの説明では、この日は峠道の開通日、かつハイランドしらびその今シーズン営業開始日とのことで、道は大丈夫。晴天であれば、しらびそ峠から最高の残雪の南アルプスを拝めるとのこと。天気予報も頭上の空もともに快晴で、期待が高まります。

塩川を下りきったところからは、R152には入らずに、朝ポタの帰りに見つけた散策路を通って大西公園の方に向かいます。

散策路の終点から再びR152を暫く走ると、鹿塩川対岸の大西公園へと掛かる新しい橋があります。

南アルプス赤石岳と満開の桜がうまくマッチする橋の袂では、しばし撮影タイムとなりました。

桜に満足したところで、朝ポタでも寄った小渋橋に再びやって来ました。大鹿村の集落とは、ここでお別れです。

集落を抜けてからは、暫く平坦な一本道で地蔵峠へと向かいます。

峠に近づくにつれて、谷間が狭くなり、道も険しくなってきます。

道端に給水用の黒いホースが何本も引かれていたので、この辺りには水場があるに違いない、と注意深く走っていたら、やっぱりありました。深ヶ沢のキャンプ場の水場なのですが、臭い、濁り、水温、そして味のどれをとっても申し分無し。水量も豊富で、ボトルを満タンにしたり、顔を洗ったり、しばし休憩です。

秋葉街道の通るV字谷そのものが中央構造線の象徴なのですが、もっとはっきりと断層が判るのが、地蔵峠へのつづら折れが始まる直前にある「安康露頭」です。「露頭」というと聞きなれない用語ですが、断層や地層が地表に露出している場所を指します。青木川対岸の縞が中央構造線で、左側が日本海側、右側が太平洋側の地層なんだそうです。

お供をしてきた青木川と別れると、秋葉街道は地蔵峠へのつづら折れの道になります。こんな段々を上がってきました。小刻みに繰り返すつづら折れが見事ですね。

つづら折れが終わると1km程で地蔵峠に到着。お地蔵様がいるから地蔵峠。なんとも解り易い命名です。ここからR152は、写真左の急斜面を下っていきます。つまり、秋葉街道は登山道としてだけ残り、国道としては未開通区間なのです。

地蔵峠を見守るお地蔵様は、峠から少し奥に入った場所にいらっしゃいます。お賽銭を奉納し、旅の安全をお祈りするとともに、オフでこれ以上雪が降らないようにお願いしました。

先に述べた理由で、峠から南方に続くのはR152とは別の林道ですが、峠を越えたのに道はまだなお登り基調が続くので、不思議な気分です。初めてここに来たときは、雷雨の真っ最中だったこともあり、峠に気付かないまま通り過ぎてしまったくらいです。

峠の先にあったのは一見ただの氷柱なのですが、なんとなく不思議に見えました。氷柱ができているのは根元が崩れて露出した樹の根っこのほんの1本。根から放出された水分がそのまま凍っているのではないかと。

標高の上昇とともに季節が再び冬に逆行を始めました。標高1400m位からは、道端や斜面にも雪が残るようになりました。

しらびそ峠への分岐の広場に到着したのは、お昼前。そろそろお腹も減ってきたので、宿で用意していただいたおにぎりで腹を満たし、さらなる登りに備えて暫く休憩となりました。

その5へ続く

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