前回通院から1ヶ月余りが経ち、久しぶりに立川病院に通院した。いつもより遅い時間帯に行く病院は、レントゲンの待合室は混んでいたが、整形外科の外来待合室は朝一番より空いていた。この待っている時間はいつもなら暇しているのだが、今日はあっと言う間に過ぎ去った。というのは、先週NHKで放送のあった「列島縦断・鉄道12000kmの旅」に刺激されて故宮脇俊三著の「最長片道切符の旅」(新潮文庫)に読みふけっていたからだ。余談であるが、この本は日本列島を北から南まで最短で行っても2400km余りある道のりを地球の直径に等しい13000kmも掛けて1枚の片道切符で旅する、まさに知力、体力、気力の三拍子を要求される列車の旅のノンフィクションであった。しかも、美味しいところ取りだけして地方を紹介して廻るテレビ番組と比べて、原作の方は臨場感や生活感があり、自分が旅をしているような気にもなり、何倍も面白い。もしかすると北海道から九州まで少しでも大回りしていった宮脇氏と、全国の峠を一つ一つ訪れて行く我々自転車ツーリストは同類なのかもしれない。

さて、本題の診察の方であるが、若干まだ継ぎ目が見えているものの骨が付いてきたので、予定通り抜釘(ばってい)手術をすることになった。骨折部を補強している肩鎖関節プレートを摘出するので、当然通常よりも弱い力で再骨折する危険が発生するが、あまり固定し続けていても関節が硬くなるので予定通り抜釘するとのことである。続いて手術の日取りの相談であるが、今週はまだ予約が空いているのでどうかと聞かれたが、「はい」と答えるといきなり明日から入院となってしまう。かといって来週後半以降は混んでいるようで、その後だと6月に入ってしまう。少々無理をお願いしたようだが、5/17(月)入院の5/18(火)手術ということに決まった。

手術が決まると次は手術前の検査となる。胸部レントゲンと血液検査と心電図を廻る訳だが、今回は外来前に肩のレントゲンと一緒に胸も撮ってきたので、廻るのは2箇所である。既に一度は経験したコースなので、目をつぶっても行ける。

検査も終わると、あとは今週中に仕事の段取りを付けて、月曜日の入院を待つのみとなった。