過去ログ

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1月31日土曜日: 術後4日

病棟の中での行動は規則的なものが多い。入院生活にも慣れてくるとだんだん習慣になってくる。平日は毎日食事時間の20分前になると、いつも同じ看護婦さんが「お茶です?。お茶が来ました?!」と元気な声でお茶を配りに来てくれるのだったが、今日の土曜日はとても静かだった。土日休みの平常勤務なのでしょうね。でも、ちょっと寂しかったですね。

このページを書いていたら、回診にやって来た主治医・西本先生に見つかってしまいました。何か不適切な表現等ありましたら、メール等で遠慮無くご指摘下さい。→西本先生

昼食前に看護婦さんが汗疹の薬を届けてくれた。上半身裸になり腕の固定も緩めて、濡れタオルで綺麗に拭いてから薬を塗ってもらった。お陰様で、痒みも引いて、独特な臭いも落ち着いてきた。多謝。

1月30日金曜日: 術後3日

これだけ部屋が暖かいと固定された腕が胸や脇に接している箇所の汗が激しく、汗疹になってしまった。なかなか拭き難い場所である上に、右腕はチューブ上の帯にぴったりと包まれている。雑菌が繁殖しているのか臭いも激しく、かなり痒くなってしまった。

夕食後、主治医の西本先生がやって来た。骨や傷口の痛みも無く、回復も順調なため、2/3(火)に退院することが決まった。汗疹のことを相談したら、塗り薬を出して貰えるとのこと。

1月29日木曜日: 手術翌々日

手術から1日あいたので、本日より運動再開。メニューは、予め持ち込んだ器具による握力トレーニングとスクワット。暖房の効いた病室内でやったら結構汗をかいてしまったので、一旦中断。階段歩行に切り替えたところ、屋上という最適な運動場を発見。日当たり、風除けも良く、室内気と外気の混ざる場所では温度調節も可能で丁度よい。

固定された腕が胸にぴったり当たっているところが汗をかき、固定用のバンド(正式名はなんと言うのでしょう?)が濡れていたので、看護婦さんに相談しておいたら、よく回診に来てくださる太田先生が交換にきて下さった。まだ新任さんのようで巻き方を一緒に試行錯誤してしまいましたが、お陰さまで勉強になりました。処置後は手元にあったノートPCを使って、自分の自転車関係のホームページの宣伝にお付き合いさせてしまいましたが、お仕事中引き止めてしまいすみませんでした。→太田先生

1月28日水曜日: 手術翌日

チューブで尿道がドレインに直結状態のこれまた改造人間状態だったので、寝たきりでもトイレに全く行かなくても済んでしまう不思議な状態で一夜を明けた。

酸素マスクはドライ酸素を垂れ流しにしたような状態で、やたらと口が渇きベトベトした。朝の看護婦さんの診察でお腹の音に異常が無かったので、水を飲む許可が下りた。すぐに看護婦さんに汲んできてもらい、ゴクゴクと飲んだ。続いて、絶食解禁の合図である「初屁の出」も9:07に無事終わった。間もなく小水用の管も外され、起き上がって歩けるようになり、回復は順調に進んだ。

とりあえず今日一日は大人しく過ごすことにした。

午後になると、午前中の外来担当が終わったと思われる西本先生が、病棟まで術後の説明に来て下さった。改造された自分のレントゲン写真を見るのはこれが初めてであった。インターネットで見た他の人の事例から予想はしていたが、バラけていた骨に金具とボルトが打ち込まれていた。綺麗に真っ直ぐ固定されているのを見て、ひとまず安心できた。

1月27日火曜日: 手術

手術では全身麻酔を使用するため、前後は禁飲食となる。当日の朝食から欠食となるが、代わりに浣腸が起床後まもなく行われた。

手術室の順番待ちのため、当初13時頃の予定だった手術開始は15:30頃まで遅延。病棟から手術室へは歩いて移動(が帰りに乗るストレッチャーを引きずって行ったので、乗っていくのと手間は変わらず)。手術室エリアには通路兼用の前室の先に7部屋の手術室があり、広く綺麗な場所だった。

広い手術室に入ると、中央に手術台が待ち構えていた。パンツ一丁の姿で上に横たわると、看護婦さんが心電図や血圧計といった測定器を手足にテキパキと付けていった。やがて口に酸素マスクが当てがわれ、点滴の管から冷たい液体が侵入してきた。それ以上何かを感じる前に意識が途切れた。どこまで麻酔薬に抵抗できるか実験しようと思っていたのだが、無念完敗であった。

意識が蘇ったのは、約3時間半後、ストレッチャーでガラガラ引きずられている時だった。最後にベッドに載せられる軽い衝撃を受け、酸素マスクを当てがわれると、一連の処置が全て終わった。気付いた時には、肩が動かないように右腕は胸の当たりにしっかり固定されていた。

今までの想像では、麻酔の注射やメスの傷など手術には苦痛が付き物だと思い込んでいたのだが、今回の経験では痛みは何も無し。医学の進歩に感心するのであった。

手術の終わった夜は体が熱っぽく、夜中の1時頃まで寝付けなかった。が、点滴や氷枕の交換や具合を診に看護婦さんに何度も来て貰って、まるで天使に包まれているような心地だった。

なお、手術前後の右肩(鎖骨-肩甲骨-上腕)のレントゲン写真を下に示します。手術前は鎖骨遠位端が3片に分離していました。手術後は、鎖骨に沿った金属プレートに4本のボルトが打ち込まれるとともにワイヤが一巻きされています。これにより、分離した骨片が真っ直ぐ綺麗に固定されています。但し問題はプレートの肩甲骨側端で、肩甲骨の中に入れてあります。従って、プレート除去までは肩鎖関節を動かすこと、つまり腕を90度以上上げることができません。

手術前手術後(肩鎖関節プレートにて固定)

1月26日月曜日: 立川病院入院(手術前日)

夕方、主治医の西本先生から翌日の手術について説明があった。当初予定したスコーピオンに代えて肩鎖関節プレートを使用するとのこと。骨片をしっかり固定するためらしい。欠点は、プレートを除去するまでの3?4ヶ月は腕を90度以上上げてはいけないという運動制限が課せられるので、リハビリが遅くなってしまいそうなことである。

1月21日水曜日: 手術決定

立川病院への回答期限の朝、再度タウンクリニックを訪れてみた。院長は休みで代わりの先生に相談したのだが、見解は同じで、鎖骨バンド装着だけで癒合するとのこと。素人の自分としては判断材料も無いまま、相反する2つの診断結果に戸惑うだけであった。

続いて、同じ足で立川病院に向かった。予約の最後の方だったので、予約時刻より1時間近く待たされて診察室に入った。すぐには結論を出せないまま西本先生の前で迷ってしまったが、話しをするうちに手術を受ける決断をした。決め手はそれぞれの病院の傷病に対する取り組み方であった。「ずれたままでも付くし、偽関節になっても支障はない」と言っているタウンクリニックに対し、「難しいけれど、手術できちんと固定します」と言う立川病院の方が物事に正面から取り組んでいるように受け止められ、手術でしっかり元通り治しておこうという気持ちになった。「偽関節になった場合は、日常生活には支障が無くても、肩のコリコリ感とか運動時の痛みが......」という説明も、痛みだけが引いてきたその時の自分の感覚をよく表していた。

こうして手術が1/27に、入院は1/26から1週間程度と決まった。手術後の運動制限を気にして骨の固定方法を聴いてみた。「スコーピオン」といって鎖骨遠位端だけで固定するプレートを使用するとのこと。これなら肩鎖関節ごと固定するタイプより早くリハビリに取り掛かれそうである。

手術が決まると事前検査として、院内を胸部レントゲン、血液検査、心電図とオリエンテーリングした。血液検査では耳たぶを使って傷が止血するまでの時間を測定する検査があるが、傷つけるときに耳元で聞こえる「ザクっ」という音が怖かった。余談であるが、自転車を始めた時から心臓が膨らんでしまい、健康診断の度に胸部レントゲンで何か言われる。いつも説明するのが面倒くさいのだが、今回は何も言われず幸いであった。

1月19日月曜日: 立川病院での診断

親族からの勧めで一度大病院で診てもらうことになり、近所の立川病院に診察を受けに行った。当日の初診の担当が西本先生で、以後主治医となる。レントゲンの像はタウンクリニックの結果とほぼ同一であったが、西本先生の診断は正反対で、手術しない限り偽関節になる可能性大とのこと。入院手術は家族や職場への影響も大きいので、回答は翌々日まで一旦持ち帰らせて頂いた。

ちなみに「近所の立川病院」と気軽に書いたが、かなり良さそうな病院である。慶應大学の関連施設になっていることもあり、慶應出身の医師が多いらしい。ここの整形外科は多摩地区でかなりの評判らしい。医療システムも情報化が進んでおり、予約手続きも素早く、関連部署の間の連携も大変スムースである。

1月17日土曜日: 骨折後6日経過

朝鏡に向かったときに、折れた鎖骨の下の胸の辺りが黄色くなっているのに気付いた。これはもしや黄疸かと心配になって、タウンクリニックに電話で相談したところ、折れたところから血が降りてきて黄色くなるもので黄疸ではないとのこと。とりあえず安心した。

1月16日金曜日: 骨折後5日経過

タウンクリニックで再度レントゲン撮影。特に変化も異常もなし。

事故の翌日、休日ではあったが事故直後に診てもらったタウンクリニックの院長がいるというので、再診を受けにに行った。診断結果は、手術の必要は無く、鎖骨バンドをしていれば治るとのこと。

説明は次の通りである。鎖骨は折れると肩側の骨片に対し頸側の骨が跳ね上がる。一番外側の肩鎖関節の手前で折れた場合、外的な手段で元の位置で固定するのは不可能である。しかし、鎖骨はつながっていさえすれば問題ないし、偽関節(折れた骨が癒合せずに、ぐらぐらのままになること)になった場合でも日常生活には支障はない。鎖骨バンドで胸を張った状態で固定していれば、ずれるけれど骨はつくとのこと。他方、手術で固定する手もあるが、骨はいじればいじるほど付きにくくなる。偽関節になるのは手術した事例が殆ど。そもそも一番端で折っているので、固定するのにワイヤを巻く位しか固定する方法はないとのこと。

この説明を聴いて、ずれたまま骨癒合というのに一抹の不安は残るものの、手術無し済ませられるものと安心するのであったが......

1月11日日曜日: 鎖骨骨折

多摩川オフの後、有志で田無駅前に集まって夕食後の帰り道、事故は発生した。自宅まであと3?4kmというところで、右側通行の対向自転車と接触し落車。とりあえずそのまま自宅まで引き上げてきたが、路面に打ち付けた右肩の痛みが酷く、外観も左右非対称だったので、念の為病院へ。救急テレホンサービスで聞いた立川駅近くのタウンクリニックに向かった。病院に着いた時点では、自分の手で首の横に触れてみてとりあえず折れていないと思っていたのだが、レントゲンを撮ってみると一番外側(遠位端)が折れていた。3分割になっており、肩鎖関節の脱臼もある。今までどんなにコケても折ったことはなかったので、非常に衝撃的であった。当直の医者によれば、手術が必要かもしれないが院長の判断を聞かないと分からないとのことであった。後にインターネットで調べて知ったのであるが、この「鎖骨遠位端骨折」というのは鎖骨骨折の中でも治療しにくく、殆どのケースで手術になっていた。
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